7月17日は、1948年に韓国の憲法が公布された日を記念する「制憲節」です。「制憲節」は、翌1949年10月に国の祝日として指定されましたが、2008年からは祝日から外されています。
66回目の制憲節を迎えた17日、国会議事堂では国務総理、日本の最高裁判所長官にあたる大法院長、憲法裁判所長官、国会議員らが出席して記念式典が行われました。
また国会は17日午後、訪問客に対して議事堂前方部の1階出入口を一時開放します。一般の人が議事堂前方部の1階出入口に入れるのは、1975年にいまの国会議事堂がオープンして以来、初めてのことです。
また週末には国会の芝生広場も開放して慈善バザーも開かれます。
しかし旅客船沈没事故の犠牲者の遺族らが国会で抗議の断食をしていることに配慮して、芝生広場で開かれる予定だった音楽会や空軍の曲技飛行などは中止されることになりました。