沈没したセウォル号の船内から行方不明者とみられる遺体が、24日ぶりに収容されました。
合同捜索チームは18日午前、あおむけに沈没している船内の食堂で女性とみられる遺体を収容しました。遺体が収容されるのは、先月24日以来24日ぶりです。
遺体は損傷が激しく、修学旅行で乗っていた高校生なのかどうかなど、特定は難しく、食堂で見つかったことから、調理師である可能性も出ています。
これで事故発生から94日目を迎える現在までに、死者は294人、残りの行方不明者は10人となりました。
合同捜索チームは、船内への進入を容易にするために進めていた船の外板切断作業を16日に終え、残りの行方不明者の捜索に全力を尽くしています。