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国際

国連安保理が声明 「透明性ある調査を」

Write: 2014-07-19 11:49:49Update: 2014-07-19 11:49:49

国連安保理が声明 「透明性ある調査を」

ウクライナ東部のロシア国境近くで、マレーシア航空の旅客機が墜落したことについて、国連安全保障理事会は、現地時間の18日、原因究明に向け透明性が確保された国際調査の実施を求める共同声明を発表しました。
国連安全保障理事会の15の理事国は、18日、緊急会議を開いて全会一致で声明を出すことを決めました。
この声明は、「マレーシア航空旅客機撃墜の真相究明のため客観的で徹底した国際調査が実施されるべきだ」として、関係国に対して「国際調査団の現場への接近と自由な調査を保障すること」を求めました。
今回の事件について、アメリカやイギリスなど西側諸国は、「ウクライナの親ロシア派分離主義者の拠点地域から発射されたミサイルが旅客機を撃墜したようだ」と主張し、これに対してロシアの国連大使は、「旅客機の上空通過を許可したウクライナ政府に責任がある」としています。
一方、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は18日、声明を出し、「今回の事件を契機に、ウクライナでの武力対決を終結させなければならない」と強調しました。
国連は、国際民間航空の安全確保をになうICAO=国際民間航空機関を通じて、ウクライナに調査団を派遣する案を検討しているもようです。

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