韓国の貿易に占める中国の割合は、輸出が22%を占めるなど、輸出・輸入とも最も高く、韓国経済の中国への依存度がさらに高まっています。
韓国銀行が23日に発表した資料によりますと、去年、韓国の輸出額は、6171億ドルで、このうち中国への輸出は1349億ドルと全体の22%を占めています。
また、輸入は5366億ドルのうち、876億ドルで、16%となっていて、
韓国の輸出・輸入全体に占める中国の割合はいずれも1位となっています。
これを韓国の貿易収支で見ますと、1998年には中国が占める割合は7.7%でしたが、去年は58.8%と半分を大きく上回っていて、韓国の経済が中国なしでは成り立たない現状にあることを示していて、一つの国への依存度が高すぎるのは問題だとする指摘も出ています。