北韓は23日、外資獲得や経済開発を目的とする経済開発区に、平壌など6カ所を新たに指定したと発表しました。
北韓の朝鮮中央通信が23日に報道したところによりますと、最高人民会議の常任委員会が政令を発表して、平壌市、黄海南道、南浦市、平安南道、平安北道の一部地域を経済開発区に指定したということです。
北韓は去年11月に13か所の経済開発区を発表しており、これで北韓の経済開発区は19か所に増えました。
北韓はまた、平安北道新義州市の一部地域に設けることにした「特殊経済地帯」の名称を「新義州国際経済地帯」に変更しました。
北韓が経済開発区を追加発表するとともに新義州経済特区の名称を変えたのは、このほど対外経済省が発足したのをきっかけに、外資の獲得に本格的に乗り出そうとする動きとみられています。