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社会

沈没事故 検察が捜索で兪容疑者‘見逃す’

Write: 2014-07-24 13:22:25Update: 2014-07-24 21:43:19

沈没事故 検察が捜索で兪容疑者‘見逃す’

旅客船沈没事故を起こした船会社の事実上のオーナー、兪炳彦(ユ・ビョンオン)容疑者(73)の横領や脱税などの事件で、検察当局が5月25日に順天(スンチョン)市にある兪容疑者(73)の別荘を家宅捜索した際、指名手配中の兪容疑者が壁の後にあった部屋に隠れていたことがわかりました。
これは、仁川(インチョン)地方検察庁特別捜査チームが23日、記者会見して明らかにしたものです。
それによりますと、検察当局が5月25日に兪容疑者の別荘を家宅捜索した際、捜索した部屋の壁の背後に作られた部屋に兪容疑者が隠れていたことが、拘束した女性秘書の供述から、1か月後になってわかったということです。
このため、検察では、再び別荘を捜索しましたが、兪容疑者はすでに逃亡したあとで、現金およそ8億ウォン、8000万円あまりと16万ドルの入ったかばんが残されていたということです。
検察当局による発表は、隠れていた兪容疑者を取り逃がしたことを2か月近くもたって認めたもので、兪容疑者はその後、順天(スンチョン)市郊外の梅林で、変死体で見つかっていて、結局捜査の不手際として批判の声が上がっています。
一方、沈没事故を調べている特別捜査チームを率いてきた仁川地方検察庁の庁長は24日、ずさんな捜査の責任を負って辞意を表明しました。

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