国連開発計画が24日に発表した国民生活の豊かさを指数で示す「2013年人間開発報告書」で、韓国は前の年より3段下がって15位でした。
この指数は国民生活の豊かさを示すもので、平均寿命、生活水準、教育水準などを評価して算出されます。
それによりますと、韓国の指数は評価の対象となった187か国のうち15位で、前の年より3段階下がりました。
内容を見ますと、豊かさの指数に所得格差など国内の不平等の度合いを加味した指数の「不平等調整済み人間開発指数」が、韓国は前の年の28位から7段階も下がった35位となり、不平等の度合いが高まっていることをうかがわせています。
国民生活の豊かさを示す指数の1位は、前の年と同じノルウェーで、2位はオーストラリア、次いでスイス、オランダ、アメリカなどの順でした。
日本は17位、中国は91位でした。