海外からみた韓国のイメージは、韓流などの文化よりも、高い技術力と経済力の国とのイメージが強いことがわかりました。
これは、外交部が去年秋にアメリカ、中国、日本などを除く世界17の国と地域の18歳以上の男女6000人を対象に実施した調査で明らかになったものです。
それによりますと、「韓国を考えるとき、どんな言葉が一番先に思い浮かぶか」を尋ねたところ、「技術」と答えた人が最も多く、次いで、「三星(サムソン)」、「戦争」、「サイ・江南スタイル」などの順でした。
また、韓国について最初に思い浮ぶイメージでは、三星、LGなどの企業名や電子機器と関連した答えをした人が最も多く、ドラマやKポップなど韓流に関係した答えをした人の2倍以上となっています。
一方、韓国に対する認知度や好感度などを表す「国家イメージ指数」では、5点満点の3.03点の「普通」で、韓国に対する「国家イメージ指数」が高かった国は、インド、ベトナムなどで、低かった国は、エジプト、ドイツなどでした。
さらに、今回の調査では、回答者の30%が、「韓国と北韓をよく区別できない」と答えています。