韓国周辺で海水の温度が高くなった影響でクラゲの発生が増えて、クラゲに人が刺される被害がここ4年間で2.6倍に増えたことがわかりました。
国民健康保険公団によりますと、クラゲに刺されて治療を受けた人は、2009年に430人でしたが、去年は1100人と2.6倍に増えました。
これに伴って、治療費に使われた保険金は、2009年は2700万ウォンでしたが、去年は5900万ウォンと2.2倍に増えました。
去年、クラゲに刺される被害がもっとも多かった時期は8月で、続いて7月、9月の順でした。
これについて国民健康保険公団は、「最近、海水の温度が南海岸で2005年に比べておよそ4度上昇するなどの影響で、暖かい海に住むクラゲが韓国周辺の海にまで流れ込んだためとみられる」と説明しています。