イスラエルと交戦しているイスラム原理主義組織ハマスは、北韓からの武器輸入を進めているもようです。
これはイギリスの日刊紙デイリー・テレグラフが最近伝えたものです。
それによりますと、イスラエルとハマスの交戦はほぼ3週間続いていて、ハマスはロケット砲などの武器がほぼ底を尽きかけている状況だということです。
このため、ハマスとしては、地対地ミサイルやロケット砲などの武器数十万ドル相当を北韓から輸入することとし、すでに手付金を支払ったということです。
ただ、ガザ地区はイスラエルによって完全に封鎖されていて、武器がどのような形でハマスに届けられるかは分かっていません。
北韓とハマスの武器取引は2009年に初めて発覚しましたが、当時、ミサイルやロケット砲などを積んだ北韓の貨物機がタイのバンコク空港で抑留されたことがあります。