景気低迷が長引く中、1人当たりのクレジットカードの保有枚数が3.52枚と、9年ぶりにもっとも少なくなったことがわかりました。
これは、韓国銀行と統計庁が28日、明らかにしたもので、5月末現在、勤労者1人が保有するクレジットカードの枚数は、平均3.52枚で、3.51枚だった2005年6月以来もっとも少なくなっています。
1人当たりのクレジットカードの保有枚数は、2007年から平均4枚台となり、2012年には平均4.95枚と5枚近くにまで増えていましたが、その後減り続けていました。
これについて、専門家は、使わなくなった休眠カードの解約が増えたことや、個人情報が流出したクレジットカード会社3社を中心に発行枚数が減ったこと、税制上の優遇措置が受けられる決済手段のチェックカードにシフトしたことなどを要因としてあげています。