中国への韓国からの投資が増え続け、ことしは7年ぶりに日本の中国への投資額を上回る見通しとなりました。
韓国貿易協会北京支部が30日にまとめたところによりますと、ことし1月から6月までの上半期に韓国が中国に投資した金額は、去年上半期に比べて45.6%多い28億ドルでした。
これは香港の438億ドル、台湾の31億ドル、シンガポールの30億ドルに次いで多い投資額です。
一方、ことし上半期の日本の中国への投資額は、去年上半期に比べて48.8%減少して24億ドルでした。
このペースが続けば、韓国の中国へのことしの投資額は60億ドル程度となって過去最大となりますが、日本は50億ドルを下回る見込みで、韓国の中国への投資額は2007年以来、7年ぶりに日本を上回ることになります。
韓国貿易協会は、中国への韓国の投資が大幅に増えていることについて、両国の経済的な友好関係が一段と強まっていることを示していると説明しています。