ソウルと釜山を結ぶ京釜線の平日割引制度が廃止され、事実上、運賃が値上げされることになりました。
韓国鉄道公社、コレイルが30日に明らかにしたところによりますと、収益性を改善するため、京釜線の平日料金の割引制度を来月から廃止することにしたということです。
これまで、京釜線の平日料金は週末料金に比べてKTXが7%、セマウル号とムグンファ号が4.5%値引きされていました。
平日割引制度が廃止されれば、ソウルから釜山までのKTXの平日料金は5万3300ウォンから5万7300ウォンへと、7.5%引き上げられ、事実上の値上げとなります。
コレイルの去年末時点における債務は、17兆6000億ウォン、1兆7600億円もの巨額に上っていて、コレイルとしては平日割引制度の廃止で、年間100億ウォン、10億円以上の収益増を図り、債務削減につなげたいとしています。