北韓は、最近新しく発行した5000ウォン札に、これまでの故金日成主席の肖像画に替わって、金日成主席の生家である万鏡台（マンギョンデ） を印刷したことがわかり、金正恩（キム・ジョンウン）第１書記の一人立ちが始まった証しではないかとする見方が広がっています。
韓国の市民団体の北韓民主化ネットワーが発行するインターネット新聞「デイリーNK」が、北韓内部の消息筋の情報として1日伝えたところによりますと、
北韓がこのほど新しく発行した5000ウォン札には、表に金日成主席の生家である万鏡台を、裏は、金日成主席への贈り物を展示してある国際親善展観館が印刷されているということです。
これについて北韓内部の消息筋は、「極めて異例のことであり、金正恩第１書記の一人立ちが始まった証しではないか」とする見方を示しています。