旧日本軍慰安婦問題で、韓国政府は3日、来年末までに「白書」を発刊する方針を明らかにしました。
慰安婦問題については、1992年に韓国政府が「日本統治下の軍慰安婦実態調査中間報告書」を発刊していますが、今回発刊する白書は、その後に見つかった各種の資料や研究成果などを反映させ、被害の実態を改めて詳細に分析するとしています。
女性家族部では、韓日関係に精通した専門家、慰安婦関連の歴史の研究者、外交及び国際法の専門家を執筆者に加え、より客観性のある白書を発刊し、慰安婦問題の解決方法を模索するための基礎にしたいとしています。
白書は、韓国と日本の国交正常化50年に当たる2015年末までに発刊することにしていて、英語、中国語、日本語などにも翻訳する計画です。