去年、韓国を訪れた外国人観光客は1200万人を上回り、世界で22番目になったことがわかりました。
韓国観光公社が5日、まとめた報告書によりますと、去年、韓国を訪れた外国人観光客は1217万6000人で、おととしに比べて9.3%増え、外国人観光客の世界での順位は、おととしの23位から1つ上がって22位になりました。
アジアの国では、中国、タイ、マレーシア、香港、マカオに次いで6位でした。
韓国を訪れる外国人観光客は、2003年にSARS=重症急性呼吸器症候群の流行で一時的に減りましたが、その後すぐに回復し、2004年からの10年間は伸び続けています。
国別にみますと、アジアからの観光客が全体の82%とほとんどを占めていて、なかでも中国の観光客は全体の36%と、日本を抜いて、去年、初めて1位となりました。これに対して日本からの観光客は、おととしに比べて22%も減っています。
ことしの外国人観光客は、去年より12%増えて、1360万人に達する見通しです。