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社会

中国が韓国人2人の死刑執行 覚せい剤密輸 

Write: 2014-08-07 09:11:45Update: 2014-08-07 09:11:45

中国が韓国人2人の死刑執行 覚せい剤密輸 

大量の覚せい剤を密輸、販売した罪によって中国で死刑判決が確定していた韓国人男性2人に死刑が執行されたと、韓国外交部が6日発表しました。
中国で韓国人に死刑が執行されたのは、2004年以来10年ぶりです。
外交部によりますと、中国吉林省の中級人民法院は北韓から中国を経て韓国の組織に覚せい剤を密輸・販売した罪で死刑判決が確定していた50代と40代の韓国人男性2人に対し、6日死刑を執行しました。
このうち50代の男性は、2010年から2011年にかけて、北韓から中国に覚せい剤14.8キロを密輸し、その一部を40代の男性に販売しており、この男性は、買い取った覚せい剤を韓国国内の組織に転売していたということです。
2人は2011年4月に吉林省で拘束され、一審で死刑判決を受けたあと去年9月の二審で刑が確定し、中国当局は先月28日に遼寧省瀋陽の韓国総領事館に死刑の執行日を通知していました。
韓国政府は「人道的観点から死刑の執行を免じてほしい」と数回にわたって要請しましたが、中国側は「麻薬犯罪は国籍を問わず同じ基準で処罰している」と説明したということです。
また、死刑が執行された2人のほかに、同じ罪で死刑が確定している別の50代の韓国人男性に対しても、近く死刑が執行される予定だと伝えられています。

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