バチカンのフランシスコ法王が、8月14日から5日間の日程で韓国を訪問するのに関連して、ローマ教皇庁の報道官は、韓国のカトリック教会について、「学者が信仰を求めて学んだことから始まり、殉教の歴史という特別さを持っている」と述べました。
これは、ローマ教皇庁の報道官が7日、フランシスコ法王の韓国訪問を前に記者会見して述べたものです。
このなかで、この報道官は、「韓国の教会は、外国の宣教師の宣教によってではなく、韓国の学者が信仰を求めて学んだことから始まり、多くの殉教があった。この2つに韓国カトリック教会の特別さがある」としています。
また、法王が韓国訪問中、旅客船の沈没事故の生存者や被害者の遺族と面談することについて、「法王は、生存者とともに、遺族にも慰めの言葉をくださるだろう」と述べました。
一方、法王の非武装地帯への訪問について、この報道官は、「法王は、韓国と北韓の和解を呼びかける予定だが、非武装地帯を訪問する計画はない」としています。