9月から10月にかけて韓国の仁川で開かれるアジア大会に向けて、北韓オリンピック委員会は、競技別の組み合わせ抽選会に参加するため、今月20日に仁川を訪れることになりました。
これは、仁川アジア大会組織委員会が9日明らかにしたもので、北韓オリンピック委員会の一行が、今月20日に仁川を訪れてアジア大会関連の国際セミナーに続いて、翌21日の競技別の組み合わせ抽選会に参加し、さらに22日は競技場を視察するということです。
北韓はことし6月、仁川アジア大会の合わせて14競技に150人の選手団を参加させる意向を表明したあと、先月17日の南北実務者会談では、選手団と応援団350人ずつ合わせて700人に大幅に増やして派遣する意向を明らかにして、会談が決裂したままになっていました。
北韓が組み合わせ抽選会に参加することになったことで、韓国統一部では、北韓がアジア大会への参加を確実にしているものと受け止め、今後、関係機関と協力しながら、必要な措置について積極的に協力したいとしています。