ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王が韓国を訪問して、16日にソウルで主催する「列福式」の当日は、式場周辺の駅で地下鉄の電車が停車しないなど大幅な交通規制が行われます。
これはソウル市が10日に発表しました。
ソウルでは16日に、18世紀から19世紀にかけて殉教した韓国人のカトリック教徒124人を「聖人」に次ぐ「福者」に認定する儀式「列福式」が、フランシスコ法王の主催で光化門(クァンファムン)広場行われます。
これを受けてソウル市は多くの人が一気に集まって事故が起きることがないよう、式場周辺にある地下鉄の景福宮(キョンボックン)駅、光化門駅、市庁駅の3つの駅の出口をすべて封鎖する一方、電車はこれらの駅に停車せず通過させることにしました。
さらに、光化門広場周辺を通る路線バス1850台も、前日の午後7時からは迂回させることにしています。
フランシスコ法王は、14日から18日までの5日間、国賓として韓国を訪問する予定です。