ミャンマーで開かれたアセアン地域フォーラムで、北韓の核保有について、北韓のリ・スヨン外相は、アメリカの敵対視政策に対応するためのものであると主張しました。
この中で、リ・スヨン外相は、北韓の核保有はアメリカによる敵対視政策に対応するための決断であり、戦争を抑止するための手段であると主張したということです。
また、最近の相次ぐミサイル発射については、韓米合同軍事演習とミサイル発射訓練のどちらが脅威であるかを比較してみるべきだと述べ、韓米合同軍事演習を批判したということです。
さらに、人道的問題を優先的に解決しながら、共同繁栄に向けたインフラを構築することで民族の同質性を回復して統一を実現する、朴槿恵大統領の統一構想について、南北間の信頼回復にプラスにならないと指摘し、連邦制による統一という既存の立場を繰り返し主張したということです。
一方、4度目の核実験の可能性について、アメリカの核の脅威に対応するため、核抑止力を強化するための努力を続けるとして、核実験の可能性を排除しなかったということです。