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社会

日本から輸入のくず鉄 放射性物質検出で返送

Write: 2014-08-12 08:38:30Update: 2014-08-12 08:41:25

日本から輸入のくず鉄 放射性物質検出で返送

日本から輸入したくず鉄の一部から放射性物質が検出され、返送したことがわかりました。
原子力安全委員会が11日、明らかにしたところによりますと、今月7日に慶尚南道(キョンサンナムド)の港に日本から輸入したくず鉄20トンのうち20キロから放射性物質のセシウム137が検出されました。
くず鉄の表面放射線量率は、X線撮影の際の放射線量0.1ミリシーベルの20分の1にあたる、時間あたり0.00532ミリシーベルトで、 返送の対象となる0.001ミリシーベルを上回ったため、原子力安全委員会は、直ちにこのくず鉄20キロを隔離保管し、輸入業者に対して日本に返送するよう指示しました。
おととし7月に生活周辺放射線安全管理法が施行されて以来、原子力安全委員会は、放射性物質に汚染された貨物の流入を水際で防ぐために、主な港32か所に放射性検知器を設置して輸入貨物を監視していますが、返送の対象となる貨物が見つかったのはこれが初めてです。
原子力安全委員会は再発を防ぐため、くず鉄の輸入業者に検査の強化を促す一方、日本政府に対して、放射性物質の国家間の移動を防ぐために情報の共有など協力を求める方針です。

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