ミサイルを相次いで発射するなどの威嚇を強める北韓に対し、アメリカのケリー国務長官は、「北韓が対決の道を選択すれば、より強い制裁と圧迫に直面するだろう」と述べて自制を促しました。
これは、ケリー国務長官が12日、訪問先のシドニーで述べたものです。この中で、ケリー長官は、「アメリカは北韓との関係を改善する準備ができている。北韓が国際社会の義務を遵守するとき、北韓との関係を改善していく」と述べ、「北韓が対決の道を選択する場合、アメリカは制裁と圧迫の度合いを強める準備もまたできている」と強調しました。
一方、ケリー国務長官は、イラク情勢についても触れ、「アメリカの地上兵力がイラクに派遣されることはないだろう」と述べ、当分は地上兵力を派遣する考えがないことを明らかにしました。