韓国とアメリカによる合同軍事演習「乙支フリーダムガーディアン」が18日から始まりました。
北韓は17日に声明を発表して、演習は北韓を先制攻撃するためのものであり、「われわれは任意で最も強力な先制攻撃を開始する」と警告しました。
この演習は、韓米の連合防衛体制を維持するため、毎年実施されているもので、今回の演習は18日から29日まで行われ、特に北韓の核兵器などの大量殺傷兵器に対応するための抑止戦略に重点が置かれています。
この演習について、北韓は17日、人民軍総参謀部報道官の声明を発表し、「北韓を先制攻撃するためのものだ」と批判したうえで、「アメリカと韓国が宣戦布告してきた以上、われわれは任意で最も強力な先制攻撃を開始する」と警告しました。
韓国軍では、北韓が先制攻撃に言及したことなどから、北韓に対する監視体制を強化するとともに、その動きに注視しています。