メニューへ 本文へ
Go Top

韓半島

韓国 北韓との経済協力検討へ

Write: 2014-08-19 11:07:48Update: 2014-08-19 11:07:48

韓国 北韓との経済協力検討へ

南北関係が改善して環境が整うことを条件に、韓国政府は、 経済協力を拡大することとし、北韓の開城(ケソン)と平壌(ピョンヤン)を結ぶ高速道路と、開城―新義州(シニジュ)鉄道の改修・補修事業などを検討していくことになりました。
これは、統一部が18日の国会外交統一委員会に提出した、第2回南北関係発展基本計画の2014年施行計画で明らかにしたものです。
それによりますと、「南北関係進展に応じた経済協力拡大」の項目として、南北関係が改善し、環境が整うことを条件に、▼ 開城-平壌高速道路と開城-新義州鉄道の改修・補修事業▼臨津江(イムジンガン)水害防止事業▼FAO=国連食糧農業機関の北韓水産業支援▼南北海運活性化事業などを検討するとしています。
「環境が整うこと」との条件が付いているものの、政府が大規模なインフラ投資プロジェクトを具体的に示したのはこれが初めてです。
また、南北関係の状況を見極めながら、▼貿易の再開▼従来の経済協力事業の再開▼新規の経済協力事業などを段階的に推進するとしていて、2010年の韓国海軍の哨戒艦撃沈事件をきっかけに、韓国政府が実施している北韓への制裁「5.24措置」の解除に向けて、基本的な姿勢を示したものと受け止められています。
さらに、施行計画では、南北間の懸案を包括的に協議・解決するための高官級対話ルートを設けて定例化するほか、分野別の実務協議を活性化させるとしています。
この計画について、統一部の関係者は、「南北関係の発展に向けた政府あげての計画が初めて示されたことに意味がある」と話しています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >