ソウルにおける60歳以上の高齢者のうち、子どもと同居する人のうち40%と、5人に2人は、子どもが独立できていないことが理由になっていることがわかりました。
これは、ソウル市が21日に公表した統計で明らかになったものです。
それによりますと、子どもと同居する60歳以上の高齢者は去年、45%だったのに対し、子どもと別居している高齢者は55%となっています。
子どもと同居している人に、同居の理由を尋ねたところ、「経済的または健康などの理由で、子どもが独立できていないため」と答えた人が40%、5人に2人に上り、「こどもの子育てや家事を手伝うため」と答えた人が7%で、子どものために同居している人は47%とほぼ半数になっています。
また、「収入や健康上の問題で、親が独立できないため」と答えた人が31%でした。
一方、60歳以上の市民で、老後に子どもが世話をしてくれると期待している人は、わずかに11%にとどまっています。