韓国社会の安全について、韓国人の5人に2人が不安を感じていることがわかりました。
これは、安全行政府が今年上半期に行った「国民の安全体感度調査」でわかったものです。
それによりますと、「韓国社会は安全だと思うか」尋ねたところ、「安全ではない」と答えた人は39％で、去年の下半期に比べて10ポイント近く増えて、5人に2人を占めています。
これに対し、「安全だ」と答えた人は24％で、去年の下半期に比べて4ポイント減っています。
特に、旅客船沈没事故が起きた翌月の5月の調査では、「安全」との答えは16％まで減り、「安全でない」との答えは54％と過半数を上回っていました。
また、政府が重点的に取り組んでいる、4大悪根絶対策のうち、性暴力・家庭暴力・校内暴力について、「効果がある」とする答えはいずれも40%台後半と過半数を割り込み、去年の調査より下がっています。