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社会

「セウォル号特別法」 制定求めて2万人が1日断食

Write: 2014-08-23 13:35:07Update: 2014-08-23 13:40:59

「セウォル号特別法」 制定求めて2万人が1日断食

沈没事故の賠償問題や真相解明を定めるセウォル号特別法案の早期制定を求めて、断食活動を40日間続けてきた遺族が体調を損ねて病院に入院した問題で、インターネットを通じた「一日断食」運動に応じて22日、全国各地で2万人が断食活動に参加しました。
遺族の声を反映させたセウォル号特別法案の早期制定を求めて、先月14日からソウルの光化門(クァンファムン)広場で断食活動を続けてきた、事故の犠牲者の父親、キム・ヨンオさんが40日目となる22日、体調を損ねて病院に搬送され、そのまま入院しました。
キム・ヨンオさんは、入院した病院でも依然として食事を断り続け、法案が成立するまで断食を続ける意思を崩していないということです。
これを受けて、遺族や弁護士らでつくる家族対策委員会は、22日、金・ヨンオさんを助けるべきだとして、遺族側の要求する特別法の制定を促す手紙を大統領府青瓦台に送ったほか、市民を含む100人あまりが大統領の回答を待って青瓦台近くの住民センター前で徹夜で座り込みを続けました。
一方、新たに発足する真相調査委員会に捜査権と起訴権を付与することなどを盛り込んだセウォル号特別法案の早期成立を求めて、21日からインターネットで始まった一日断食の運動に応じて、22日には全国各地で2万人を超える人たちが断食を行ないました。
また、ソウルの光化門広場では、23日午後5時から、特別法案の早期成立を求めて、セウォル号国民対策会議が主催する大規模なキャンドル集会も予定されています。

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