韓国南部に降った大雨で、雨水が流入し、釜山(プサン)にある古里(コリ)原発2号機が25日、運転を停止しました。
韓国水力原子力によりますと、古里原発2号機が停止したのは25日午後4時前で、記録的な大雨により、冷却用に海水を取り込む取水塔に基準を超える雨水が流入したことから、電気設備の保安のため、原発の運転を手動で停止したということです。
釜山では25日、1時間当たり130ミリという記録的な豪雨となり、原発が大雨での運転停止になったのは今回が初めてです。
古里2号機は、加圧水型の軽水炉で、最大出力65万キロワットの原発で、1983年7月から商業運転を開始しています。