デジタル家電大手のLG電子は、来月ドイツのベルリンで開かれる世界最大の家電業界の見本市「国際コンシューマ・エレクトロニクス・ショー」を控えて、超高精細画質の有機ELテレビを発売しました。
有機ELテレビは次世代テレビの有力候補とされていますが、有機ELテレビで超高精細画質を実現したのはこれが初めてです。
有機ELテレビは、既存の液晶テレビよりも薄型構造を実現できるほか、軽量で省エネ、高画質になるとされています。
ただ、今のところ生産コストが高いなどの理由で、韓国の三星電子、日本のソニーやパナソニックは、有機ELテレビの開発や商品化を中断しています。
LG電子の関係者は、2~3年後には、有機ELテレビは既存の液晶テレビに代わって市場を席巻すると期待しています。