韓国のキムチの輸出は、日本向けの輸出が減っていることなどから、21か月連続して減少していることがわかりました。
韓国農水産食品流通公社のまとめによりますと、今年1~7月までのキムチの輸出は1万47トンあまり、およそ5050万ドルで、前の年に比べて、量では3.3%、金額では5.7%減っています。
これを月別に見ますと、2012年3月に前の月に比べて3.8%減って以来、21か月連続して減少しています。
キムチの輸出が減っているのは、全体の輸出のほぼ4分の3を占める日本向けの輸出が減っているためとみられています。
これについて、韓国農水産食品流通公社の関係者は、円安の影響で日本市場での価格競争力が下がった一方、日本の業者が日本の消費者の口に合ったキムチを次々に発売していることが影響していると話しています。