フランソワ・オランド政権では26日、内閣の一部改造が行われ、韓国系のフランス人のプレル・ペルラン氏(40)、韓国名キム・ジョンスク氏が文化長官に抜擢されました。
プレル・ペルラン氏は、1973年に生まれて6か月でフランスに養子に出され、パリ政治学院や国立行政学院(ENA)など、名門学校を経て、2012年にオランド政権がスタートした際に中小企業・デジタル経済長官に、今年4月の内閣改造では通商国務長官に起用されています。
ペルラン氏は、26日夜、「フランスの文化的な独自性を現代化するために努力する」と、今後の抱負を語っています。
ル・モンド紙は、ペルラン氏を「ライジングスター」と表現し、文化省が予算削減を進めているなか、ペルラン氏が新しい内閣で最も重要なポストの一つに就いたと伝えています。