軍事境界線がある板門店に、南北会談や板門店の歴史など一部未公開の写真を展示したギャラリーが1日に開館しました。
開館したのは「板門店ギャラリー」で、板門店の韓国側区域にある施設「自由の家」の4階およそ200平方メートルに3つの展示スペースを設け、南北会談や板門店の歴史などの写真や動画192点を展示しています。
このギャラリーは、およそ4億4500万ウォンの予算で5月から工事が進められ、政府が保有していた資料のほか、国家記録院や大韓赤十字社、軍事休戦委員会などの協力を得て、これまで一般に公開されていなかった写真も展示しているということです。
統一部の柳吉在(リュ・ギルジェ)長官は開館式のあいさつで、「開館をきっかけに、板門店が対決と分断の象徴を越えて南北統一に備える文化空間として生まれ変わることを期待する」と述べました。