今月、ニューヨークで開かれる国連総会に合わせて、南北がニューヨークで外相会談を開く方向で調整しているもようです。
日刊紙、韓国日報が2日、政府関係者の話として伝えたところによりますと、今月、ニューヨークで開かれる国連総会に、北韓のリ・スヨン外相が15年ぶりに出席することになっていることから、韓国政府は、それに合わせて南北外相会談を行う方向で調整しているということです。
政府関係者は、「今回の会談は、公式の真剣な会談で、両外相が単に会うためだけの会談ではない」としています。
会談が実現すれば、2011年7月以来3年ぶりの南北外相会談となり、南北の最大の関心事となっている、2010年3月の哨戒艦沈没事件のあと、韓国政府が取っている北韓との交流と貿易を一切中止する措置の解除をはじめ、韓半島の懸案について幅広く意見を交わすものとみられています。
これとは別に大統領府青瓦台の金寬鎭(キム・クァンジン)国家安保室長が来週初めにアメリカを訪問することから、韓国とアメリカの関係促進と並んで、韓国と北韓の関係も改善の方向に向かうかどうか注目されます。