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社会

新兵への集団暴行 殺人罪に切り替え

Write: 2014-09-02 14:08:49Update: 2014-09-02 14:08:49

新兵への集団暴行 殺人罪に切り替え

ことし4月に陸軍第28師団の砲兵連隊で、配属された23歳の新兵が先任兵から集団暴行されて死亡した事件で、軍の検察は2日、すでに傷害致死罪で起訴されていた加害者の先任兵らについて起訴の罪名を変更し、殺人罪での起訴に切り替えました。
この事件は、ことし4月、陸軍第28師団の砲兵連隊の23歳になる新兵が、先任兵から繰り返し集団暴行を受けて死亡し、軍検察は、加害者の先任兵ら6人を傷害致死罪で起訴しました。しかし関係者の間からは、事実上の殺人であるとして、殺人罪を適応すべきであるという声が出ていました。
軍検察は、事件についてさらに調べた結果、犯行当日、新兵の体が極度に弱っていることを先任兵らが認識していたにもかかわらず、残酷な殴打を続けたことや、先任兵の多くが医療知識を備えた医務兵で、持続的な暴行によって死亡に至る可能性があることを十分予見できたとして、殺人罪で起訴し、傷害致死罪を予備的な訴因にする内容の起訴状の変更を行ったということです。

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