ダボス会議で知られる、スイスに本部を置く非営利団体の世界経済フォーラムは、韓国の国家競争力を去年より1段階低い世界26位にランクづけしました。
部門別に見ますと、韓国は経済、社会基盤施設、市場規模などでは、20位以内に入り、競争力が比較的高く評価されましたが、金融市場や労働市場の効率性では80位以下となり、改善の余地があるとされました。
韓国の企画財政部は、韓国の国家競争力が1段階下がったことについて、今年4月のセウォル号沈没がマイナスのイメージにつながり、評価の下落につながったのではないかとしています。
世界経済フォーラムは、1979年から毎年、148か国を対象に国家競争力を分析して順位を発表しています。
今年の評価では、5年連続でスイスが1位となり、次いで、シンガポール、アメリカの順でした。
アジアでは、日本が6位、中国は29位でした。