完成すれば韓国一の超高層ビルとなる、ソウル蚕室(チャムシル)の第2ロッテワールドの低層部分の3つの建物が完成し、内部を市民に披露するプレオープンが6日から10日間にわたって行われることになりました。
2016年末に完成を目指す第2ロッテワールドは、地下6階、地上123階、高さ555メートルとなる韓国一の超高層ビルを中心に、デパート、ショッピングモール、エンターテインメントの3つの低層部の建物からなります。
このうち8階建てと11階建て2棟の低層部分が完成したため、秋夕に合わせてプレオープンすることになったものです。そして市民や専門家からの評価を踏まえて、問題がなければソウル市の承認を経て9月中にも臨時オープンすることになっています。
第2ロッテワールドの工事では、すぐ近くの石村(ソクチョン)湖の水位が目に見えて低下したことや、周辺の地下車道の下から、工事によるものではないかとみられる巨大な空洞が見つかったことなどから、ソウル市は今回のプレオープンの承認を先送りしていました。
第2ロッテワールドの工事は全体の75階まで組みあがっています。