京畿道では、小中高校の修学旅行が小規模の体験学習に変わった形で実施されることになりました。
京畿道教育庁は4日、「安全で教育的なテーマ別体験学習の施行方策」を策定し、道内の各学校に通達しました。
それによりますと、これまで学年単位で行われていた大規模な修学旅行を廃止し、代わりに、1クラスか2クラス、最大でも3クラス以下の、50人程度の小規模な人数で体験学習を導入することにしています。
テーマ別体験学習は、近くの文化遺産を見学したり、自治体の体験プログラムに参加したりするもので、教師1人を含めて、1クラスあたり2人以上の引率者が同行し、引率者は、学校の状況に応じて教員、児童生徒の親、ボランティア、安全要員などを参加させることができます。
海外での体験学習は、韓国では達成できない特別な目的がある場合に制限しています。
韓国では、ことし4月に起きたセウォル号の沈没で修学旅行の高校生が多数犠牲になったことから、修学旅行を廃止すべきだという声が出ています。