卵子の核に体細胞を移植して作成したクローン牛が、韓国では初めて京畿道(キョンギド) 漣川(ヨンチョン)郡の牛農家で誕生しました。
生まれたのは韓国のブランド牛、韓牛のメスで、普通の牛の卵子から核を取り除き、韓牛のメスから採取した体細胞を移植して、代理の母親となる別の牛に移し、出産させる方法で、生まれたものです。
この方法を使うと、移植した体細胞の遺伝情報がそっくり受け継がれるということです。
韓国では、2010年から2011年に口蹄疫が発生したこともあって、韓牛のメスの数が大幅に減っていて、京畿道は秀岩(スアム)生命工学研究院と共同で、優良韓牛を増やす事業を進めてきました。
京畿道は、今回、クローン牛がうまれた漣川以外の地域の試験農場でも、体細胞クローン技術によって、メスの韓牛を作成していくことにしています。
京畿道は、「家畜の改良には相当な時間がかかるが、体細胞クローン技術を用いれば、短期間で優秀な形質を備えた種牛を確保することができる」と話しています。