旧暦のお盆、秋夕(チュソク)の連休が6日から事実上、始まるのを前に、故郷へ向かう人々の「民族大移動」が始まりました。
今年は、秋夕連休初日の9月7日が日曜日と重なって振替休日制度が適用されるため、秋夕連休は9月7日から10日までの4日間と長くなり、早めに故郷に帰省して、残りの休みを楽しもうとする人が増え、早くも5日午前中から、ソウル駅やバスターミナルなどは帰省客で混雑しはじめました。
また仁川(インチョン)空港と金浦(キンポ)空港も、連休を利用して海外旅行に出かける人で込み合っています。
5日午前中は、高速道路をはじめとする全国の主だった道路の通行量はいつもと大きな差はありませんでしたが、午後から通行量が増え始め、高速道路の一部の区間が渋滞しています。
国土交通部は、この連休中に去年よりも13.3%多い3945万人が故郷などに向かうものとみています。
道路が最も混雑するのは、地方に向かって下りが6日の午前中で、Uターンの上りの混雑は秋夕当日の8日午後になるものとみられています。