中国で行われていた韓国、日本、中国、3か国によるFTA＝自由貿易協定の5回目の会合が5日、終わりましたが、関税引き下げに向けた交渉の枠組み作りは合意に至らず、再び先送りとなりました。
韓日中3か国FTAの会合は、1回目の会合からおよそ1年半が経過し、今回、5回目の会合が今月1日から5日間にわたって北京で開かれました。
会合では、 実質的な関税の議論に入りたいとする認識では一致しました。
しかし関税引き下げに向けて、どの品目を対象にするかなど、交渉の枠組み作りについては、結局、合意には至りませんでした。
第6回の会合は11月に日本で開かれる予定です。