北韓にいる家族との再会を申請した人のうち、半数近い6万人余りがすでに死亡したことが分かりました。
統一部によりますと、先月末現在、離散家族再会を申請した人は12万9570人ですが、そのうち46.5%に当たる6万312人がすでに死亡したということです。
亡くなる人が増えているのは、申請者のほとんどが高齢のためです。
統一部の関係者は、生存している申請者のうち70歳以上の高齢者が80%以上を占めているとして、北韓が離散家族再会に応じなければ、家族に再会できずに亡くなる人はさらに増えるだろうとしています。