韓国の株式市場で、外国人投資家の買いが続いています。
韓国取引所が1日に明らかにしたところによりますと、外国人投資家は今年に入ってから3月までは売り越していましたが、4月から買いに転じ、先月まで5か月連続で買い越しの状態が続いています。
今年に入ってからの買い越し額は、先月末までに8兆2578億ウォン、日本円に換算すれば、8477億円に相当します。
外国人投資家は、主に銀行、証券、自動車、製薬関連の株の保有数を増やしています。
アナリストは、今年に入ってからアメリカ、中東、中国、日本からの資金流入が続き、7月からはヨーロッパ系資金の流入も続いているとして、少なくとも年末までは外国人の買いの流れが続く可能性が高いとしています。
外国系資金の流入が続いているのは、国内消費の落ち込みなどの問題を抱えながらも、韓国経済が他の国に比べて堅調に動いていることを反映したものと受け止められています。