北韓の人権協会が報告書を発表し、人権に関する国際的な動きに積極的に対応するものとみられます。
北韓国営の朝鮮中央通信は13日、 朝鮮人権研究協会による人権報告書が発表されたと伝え、その全文をホームページに掲載しました。
朝鮮人権研究協会は1992年に設立され、主に北韓の人権改善や脱北者保護に向けた国際社会の活動を非難する役割を果たした団体です。
報告書は5つの項目に分かれ、北韓の思想的基礎から関連の法律、人権改善を求める国際社会に対する北韓の立場などが盛り込まれています。
朝鮮中央通信は、朝鮮人権研究協会が北韓の人権状況を指摘する外部の偏見と誤解を正すため報告書をまとめたとして、今後はほかの国々との人権をめぐる対話を拒まないとの意向を示していて、北韓が人権に関する国際的な動きに積極的に対応するものとみられます。