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社会

「成人男女の8人に1人はうつ病」 疾病管理本部

Write: 2014-09-15 08:41:34Update: 2014-09-15 08:41:34

「成人男女の8人に1人はうつ病」 疾病管理本部

成人男女の8人に1人は、日常生活ができないくらい強い憂うつな状態が2週間以上続いた経験があるものの、治療のために病院や相談所などを訪れる人は10%程度に過ぎないことがわかりました。
疾病管理本部によりますと、2012年に全国の3840世帯を対象に調査したところ、19歳以上の成人のうち、日常生活ができないくらい強い絶望感や悲しみを感じる状態が2週間以上続いたことのある人は12.9%で、ほぼ8人に1人の割合になっています。
性別に見ますと、女性が男性に比べて1.8倍多く、年齢別では70代がもっとも多く、続いて60代、50代などの順でした。
一方、このような強い憂うつな状態が2週間以上続いた人のうち、治療のため病院や相談所などを訪れた人は全体の9.7%に止まりました。
これについて疾病管理本部は、「うつ病は、専門的なケアを受けることで回復するという認識が定着していない上、精神的な病気に対する社会的な偏見が根強いため、適切な支援が施されていない」と指摘しています。

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