ことしの新規採用を去年より減らすことを計画している大企業が32%あり、増やすことを計画している大企業の2倍に上ることがわかりました。
全国経済人連合会が、売り上げが上位300社の大企業のうち206社を対象に、ことしの新規採用計画について調べたところ、去年より増やす計画と答えた企業が15.1%だったのに対して、減らす計画と答えた企業は2倍の32%に上りました。
新規採用を減らす理由としては、「業種の景気悪化」が36.4%で最も多く、次いで「社内状況の悪化」(22.7%)、「国内外の景気悪化」(10.6%)となっています。
一方、大卒新入社員の専攻別を聞いたところ、「理工系出身が多い」と答えた企業は56.8%、「文系が多い」と答えた企業は14.6%で、企業が理工系を好む傾向が鮮明になっています。