韓国の成人男性の喫煙率は、去年は42%で、なかでも30代と40代は、2人に1人がタバコを吸っていたことがわかりました。
保健福祉部の疾病管理本部が去年、健康診断の際と全国の3800世帯の、合わせておよそ1万人を対象に生活習慣についてアンケート調査を行いました。その結果によりますと、成人男性の喫煙率は42%で、おととしに比べて1.6ポイント下がりましたが、依然としてOECD加盟国の中で2番目に高い状態でした。
なかでも30代は55%、40代が48%と、30代と40代の男性は、2人に1人がタバコを吸っていました。
一方、タバコを吸わない人も、2人に1人は職場で、10人に1人は家庭で、ほかの人が吸っているタバコの煙による受動喫煙の状態でした。
またタバコを吸わない人の56%が、公共機関やバス停など、禁煙区域に指定されている場所でも受動喫煙を経験したと答えていました。