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社会

5人死亡銃乱射事件 被告兵士が罪状認める

Write: 2014-09-19 11:32:27Update: 2014-09-19 16:47:07

5人死亡銃乱射事件 被告兵士が罪状認める

韓国北東部の軍事境界線近くの陸軍部隊で、兵士が銃を乱射して同僚5人が死亡した事件の軍事裁判の初公判で、加害者の22歳の兵士は、起訴事実を認める一方で、犯行の動機について、いじめがあったと述べました。
この事件は、ことし6月21日、江原道(カンウォンド)高城郡(コソングン)の陸軍部隊で、警戒勤務を終えた兵士が隊内で銃を乱射し、同僚の兵士5人が死亡、7人がけがをしたもので、加害者の兵士は、上官殺害、殺人、勤務離脱などの罪で起訴され、軍事裁判を受けています。
18日、陸軍第1軍司令部の普通軍事裁判所で行われた初公判で、軍の検察は、被告が仲間に向けて手榴弾を投げたあと、仲間の兵士を追いかけ照準を定めて射撃するなど、計画的な犯行だったと主張しました。
これに対して被告の弁護人は、罪状を認めたうえで、「無罪は主張しない。ただ兵営内にいじめがあったことを世の中に知らせたい」として、裁判所による十分な審理を求めました。
裁判のあと、被害者の遺族代表は、「遺族は、心から被告を許している。しかし、いじめがあったと主張したことは、非常に遺憾に思う」と述べました。
この事件の2回目の公判は、来月23日に行われることになっています。

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