19日正午過ぎ、北韓の漁業指導船1隻が、西海の白翎島付近の海の軍事境界線の北方限界線から900メートルあまり南の韓国側水域に入ってきました。
このため韓国海軍は、艦艇を出動させて通信による警告を行ったうえ、
6発の警告射撃を加えたところ、この漁業指導船はおよそ6分後に北側に引き上げました。
韓国軍合同参謀本部は、無人の小型木造漁船1隻が北側から韓国側に漂流してきたことから、北韓の漁業指導船がこの船を曳航しにきたものとみています。
この間に北韓軍の動向に変化はなかったということです。