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サイエンス

ナロ科学技術衛星 14か月で通信途絶える

Write: 2014-09-23 13:07:53Update: 2014-09-23 14:47:54

ナロ科学技術衛星 14か月で通信途絶える

去年1月に打ち上げに成功した韓国独自のロケット「ナロ号(KSLV-1)」に搭載されて宇宙に放たれ、地球や大気を観測していたナロ科学技術衛星が寿命を終え、宇宙空間を漂っていることがわかりました。
地球や大気を観測する科学技術衛星を搭載した韓国独自のロケット「ナロ号(KSLV-1)」は、2度の失敗の末、去年1月30日に打ち上げに成功しました。
韓国科学技術院(KAIST)が22日、発表したところによりますと、打ち上げから14か月となることし4月からナロ科学技術衛星との通信が途絶えたため、6月に公式に終了することを決めたということです。
通信が途絶えた原因は、電力系の問題なのか、通信装置に異常が生じたのかはわからないと説明しています。
ナロ科学技術衛星の設計寿命は1年で、ことし1月までが任務期間でしたが、通常、人工衛星の寿命は、設計より3倍以上も長いとされることから、寿命が短すぎたとう指摘が出ています。
韓国航空宇宙研究院が2006年に打ち上げた多目的実用衛星「アリラン2号」の場合、設計寿命は3年でしたが、8年が過ぎたいまも活動を続けています。
ナロ科学技術衛星は、最初に開発された衛星が2度にわたる失敗で消滅したため、その開発費の6分の1にあたる20億ウォンを投じて1年という短い期間で開発したもので、科学研究よりは、極めて厳しい宇宙環境で韓国産の部品がきちんと作動するかどうかを検証するためのものでした。
このため韓国科学技術院は、宇宙環境に耐えられる耐久性の高い部品を使えなかったことも、寿命が短くなった原因となり得ると話しています。
専門家らは、「ナロ科学技術衛星は、ナロ号が人工衛星を軌道に安定的に投入させられるかどうかを検証するために開発されただけに、本来の任務は全うした。ナロ科学技術衛星は、次世代の宇宙通信方式とされる『フェムト秒レーザー』を初めて宇宙で発生させることに成功した」と評価しています。
フェムト秒レーザーは、光エネルギーを100兆分の1秒(フェムト秒)の時間領域に集中させるものです。

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